masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

広島災害、防災スピーカー未設置や避難勧告ミス

広島市土砂災害で今なお二人の人が行方不明になってられます。
熊本市では災害の地震津波・風水害・避難計画や避難指示は総務局 危機管理防災総室が行ってますけど、広島市はどの課かわかりませんけど、全体的に危機管理がなされてないように思います。
「崖条例」の徹底や防災用サイレンの保守点検に避難勧告の遅れなど、たくさんの課題が見えてきましたね。
甚大な被害が出た安佐南区の八木地区に、市の避難勧告・指示を住民に伝達するための防災行政無線の屋外スピーカーが設置されていなかったことが3日、市などへの取材で分かった。
八木地区には、避難勧告・指示が出ると同時に鳴らす防災用サイレンが設置されていたが、作動していなかったことも判明した。
安佐北区の勧告・指示地域でもサイレンは鳴っていなかった。
住民に防災情報が伝わっていなかった恐れがあり、松井一実市長は同日の記者会見で、屋外スピーカーや防災用サイレンについて「配置の仕方を検証し、根本的に見直したい」と述べた。(共同)

また、幼い兄弟が犠牲となった安佐南区山本8丁目の住宅が、崖近くに建物を建てる場合に安全対策を求められる広島県の「崖条例」の対象外だったことが1日、分かった。
同様に崖下に立つ2軒隣の住宅は対象だった。
近隣住民は「対象だったら被害を防げた可能性がある」と指摘。
県や市は「『崖地』に当たるかは1軒ずつ個別に判断する。崖地かどうか微妙な地形だった可能性がある」と説明しており、住民の安全をめぐって条例運用の難しさが浮き彫りになった。(共同)

また、土砂災害が発生した8月20日未明、甚大な被害が出る1時間以上前に、市が気象情報会社から「1時間に70ミリの雨が降る可能性がある」との広島地方気象台の予報をファクスで受け取りながら、見逃していたことが1日、市への取材で分かった。
市災害対策本部の担当者は「川の水位の確認や、膨大な情報の処理に必死で、雨量予報を確認できていなかった」と釈明。
避難勧告を出すかどうかの判断材料となる予報が放置され、勧告の遅れにつながった可能性がある。
松井一実市長も記者会見でファクスを見ていなかったことを認た。