masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

九電、再生エネ買い取り一部再開 


九州電力再生可能エネルギーを中断するのが少し遅かったですね。
九電もまさか大容量になると思わなかったでしょう。
もし全容量を買い取ったら、バランスが大きく崩れ、停電はもちろん、保護装置が作動失敗したら施設の変電設備の破壊をまねく恐れもありますから。
メガソーラーが晴れから雨に変われば、出力が大きくダウンし、その間に九電の発電機が瞬時にカバーできればいいのですけど、発電機はそういうわけにはいきません。
当然電圧がダウンし、停電が発生します。
昼夜安定した電力であれば問題ないのでしょうけど。
それに、家庭の電気料金が非常に高くなるでしょう。
政府の再生可能エネルギーの買い取り制は不備だらけでしたね。
やはり、太陽光と蓄電池を一体とした設備を構築するべきでしょう。
家庭用でしたら良いのですけど、メガソーラーは考え物です。
雨や夜を考えないのが不思議です。
その分は結局は電力会社が見るので、設備の負担軽減にならないです。
最初からメガソーラーはどのくらいまでとして、それ以降は受け付けられないとするのは無理だったのでしょうか。
それと、もし原発が再稼働すれば電力が余る事態になるかも。
50キロ未満までは新規を除いて受け付けるとのことですけど、田畑を売って借入した人たちは死活問題ですね。

九州電力は21日、中断している再生可能エネルギーの新たな買い取りについて、家庭用の太陽光発電を中心にした出力50キロワット未満の小規模な設備で、中断を発表した9月24日までの申し込みに限り、
契約手続きを再開すると発表した。
再生エネの新規買い取りは、9月25日から10キロワット未満の設備に限定していたが、各家庭や住宅会社から再開の要望が相次ぎ、対象を広げた。
九電は「できるだけ多くの申し込みを受け入れられ、電力の安定供給への影響が比較的小さいと想定される範囲で再開することにした」と説明した。
再開の対象は、1万1129件(熊本支社管内は2123件)で、発電容量は32万1千キロワット(同5万3千キロワット)。
申し込み後、契約手続きが中断されていた一般家庭の大半が対象となり、個人が遊休地に設置した設備も数多く含まれる見通し。
残る中断の対象は、9月末時点で5万5559件(同6056件)、発電容量は1153万5千キロワット(同229万6千キロワット)。
大規模な発電事業を計画する企業からの申し込みが中心とみられる。
家庭用の太陽光設備は従来、自宅で電気を消費し、余った分が10年間の買い取り対象となる10キロワット未満が主流だったが、2012年7月に固定価格買い取り制度が始まり、全量を20年間買い取ってもらえる10キロワット以上を選択する家庭が増えた。
売電収入を見込んで住宅ローンを組む家庭が多く、九電の買い取り中断で、返済計画への影響を懸念する声が高まっていた。
九電は、天候に左右される太陽光発電が増えたため、新規買い取りを中断し、受け入れ可能な量を検討している。
国も有識者による専門部会を設置し、年内に結論をまとめる予定。(小林義人)