masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

NHK大越キャスター“3月末降板”

最近のNHKニュースの報道の仕方がおかしいと、以前書きましたけど、だんだんひどくなってます。
事件・事故・海外については詳しく報道しますけど、国内政治はさらりと報道するだけです。
とくに社会保障費の件は、民放のほうが詳しく説明してましたけど、NHKは詳しくは説明しないどころか、触れたくないみたいです。
先日、安倍さんの支持率が上がった時は、解説員が得意げに説明してました。
NHK会長の意向なのでしょうか。
そんな中、安倍政権の“メディア規制”を象徴する情報が飛び込んできました。
「NHK『ニュースウオッチ9』の大越健介キャスターが3月末で更迭」ということです。
この人事には、陰に陽にNHKの報道に“圧力”をかける安倍官邸の意向が働いているようだとのことです。
大越キャスターは政治部記者を経て、05年から4年間、ワシントン支局長を務めた後、10年3月に「ニュースウオッチ9」の顔となった。
番組内では淡々とした語り口で独自の見解を述べ、物議を醸すこともたびたび。
良くも悪くも“名物”キャスターとして名を馳せている。
大越氏のキャスター歴は丸5年。テレビ業界は4月が改編期なのでNHKは「それに合わせた交代」と説明するのだろうが、内実は違う。
大越キャスターの原発に対する慎重な姿勢に、官邸は随分前から不満だったという。
「大越さんは、ブログで『原発事故の教訓はどうなったのか』『(福島原発事故は)原子力安全神話を崩壊させ、技術への過信に大きな警鐘を鳴らした』などと、原発再稼働に厳しい発言が多い。
そこに難色を示す安倍官邸の意向が、籾井勝人会長を通じ局内に伝わっていて、去年から大越さんの交代が検討されていました。上層部の共通認識になっていました」(NHK関係者)
去年7月「クローズアップ現代」に菅官房長官が出演した後、官邸が番組内容に抗議したと一部メディアで報じられたが、官邸は看板番組のキャスター人事にまで介入するのか。
この件についてNHK広報局は、「番組のキャスターについては、NHKが独自の判断で選考しています。新年度のキャスターはまだ決まっていません」と答えた。