ＪＲ鹿児島線の熊本駅と川尻駅の間に建設が進められている新しい駅の名前が、「西熊本駅」に決まりました。
新しい駅は、熊本市の要望を受けて、ＪＲ鹿児島線の熊本駅と川尻駅の間の熊本市南区刈草で、来年春の開業を目指して建設が進められています。
ＪＲ九州はこの駅の名前を「西熊本駅」とすることを決めきょう、熊本市と同時に発表しました。
熊本市は、市民に親しまれる駅にしようと駅名を一般公募し、その結果を参考にしてほしいとＪＲ側に伝えていて、応募件数５５０件のうち７０％を占めたのが「西熊本駅」だったということです。
また、駅の建物は「森の都の長塀」をテーマに設計され、熊本城をイメージした和の装いの中に、熊本の森林をモチーフにしたデザインが施されています。
１日あたりの利用客はおよそ１２００人と見込んでいるということで、熊本市では「西熊本駅」の開業に合わせてバス停やタクシー乗り場、駐輪場を備えた駅前広場の整備を進めています。
記者会見した大西市長は、「交通拠点としての機能を発揮させることで、公共交通を機軸とした街づくりを進めたい」と述べました。
