masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本駅ビルに滝が流れる立体庭園 JR九州構想

JR九州は、立て替えを計画している熊本駅の駅ビルについて、いわゆるシネマコンプレックスやホテルなどを備えた14階建てのものを建設し、5年後の平成33年春の開業を目指すと発表しました。
これは12日、JR九州の青柳俊彦社長が熊本市役所を訪れ、大西市長に明らかにしました。
それによりますと、JR九州が建て替えを計画している熊本駅の新しい駅ビルは地上14階建てで、延べ床面積はおよそ11万平方メートルです。
博多駅に次ぐ規模となる。19年春の着工予定。


2021年の開業を目指す新しい駅ビルは、ガラス張りの内部に滝や樹木が重層的に連なる「水と緑の立体庭園」
を整備する構想。基本設計や建設要件の緩和に向けた市との協議へ本格的に動きだす。
18年春に工事が完了する在来線の高架下を含め、同市西区の駅周辺約7万平方メートルを開発する。
構想によると、ビルには、1〜7階に商業施設、8〜14階に約200室のホテルが入るほか、8階に会議室や宴会場、9階に複合映画館(シネコン)を開設する。
立体庭園は、1〜8階を使った大掛かりな設備で、小国町の鍋ケ滝などをイメージした滝を段階的に複数造り、周囲を樹木などで覆う。
熊本の玄関口の象徴と位置付け、市民や観光客の憩いの場やイベントに利用する。

ビル開業後には、駅周辺に分譲と賃貸、高齢者向けのマンション4棟を建設する。
立体駐車場も3カ所に計2100台分を設ける。高架下には商業施設などを整備する。
青柳社長は「熊本の陸の玄関口にふさわしい開発を行い、駅周辺のまちづくりに貢献していきたい」と話していました。
また大西市長は「市民にとっても期待感の高まるうれしい報告になった。
市が整備する駅前広場もJRの計画とマッチするよう一体となって整備を進めていきたい」と話していました。
蒲島郁夫知事も県庁で青柳社長から説明を受け、「県も熊本市と連携しながら、協力していきたい」と述べました。
(小林義人、太路秀紀)