masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熊本も寒い一日でした

気象庁によりますと、強い冬型の気圧配置の影響で、北日本日本海側と新潟県の山沿いを中心に雪が降り続き、大雪になっているところがあります。
午後8時の積雪は、山形県大蔵村肘折で2メートル41センチ、青森県八甲田山系の酸ヶ湯で2メートル37センチ、北海道の幌加内町朱鞠内で1メートル74センチ、新潟県魚沼市西名で1メートル31センチなどとなっていて、この72時間で1メートルから1メートル60センチ前後、積雪が増えたところがあります。
さて、今日の熊本市は晴れ時々曇りでしたけど寒い一日でした。
朝の気温はそんなに寒くなかったのですけど、お昼の気温が10度以下でした。
県下の最低気温は南阿蘇村で2度9分、阿蘇市乙姫で0度2分、南小国町で氷点下0度9分、菊池市で氷点下1度0分、人吉で4度6分、熊本市で3度4分でした。
各地の最高気温は熊本市で9度8分、菊池で8度9分、人吉で9度6分、水俣で9度6分、八代で9度6分となりました。
また、益城で9度3分、南阿蘇で6度3分となりました。
なお、牛深で10度8分となりました。
きょうは、一連の熊本地震で、震度1が1回発生しました。
ところで、天草郡苓北町では、県の天然記念物に指定されている「ハマジンチョウ」が、薄紫色の花を咲かせています。


「ハマジンチョウ」は、県内でも天草郡苓北町の富岡の海岸にだけに自生する珍しい花で県の絶滅危惧種にも指定されています。
ここ富岡半島からのびる巴崎の群生地では、根元の一部が海水に浸るという「ハマジンチョウ」が冷たい潮風に吹かれながら直径およそ3センチの薄紫色の花を咲かせていました。


「ハマジンチョウ」は、主に沖縄などに分布していますが、海流に乗って南の島から運ばれた種子が海岸に打ち寄せられて根を下ろしたものといわれています。
まだツボミが数多く見られ、これから2月中旬にかけて海岸を彩ることになりそうです。

熊本県「ハマジンチョウ群落」(1982年) - 苓北町富岡巴崎。熊本県唯一の自生地。
ほど近い「頼山陽公園」にも植栽されているインドシナ半島、中国南部、台湾、南日本に分布する。
日本では三重県長崎県熊本県、鹿児島県、沖縄県の5県で自生地が知られ、このうち三重県熊本県では21世紀初頭の時点で自生地が各1ヶ所しか知られていない。
長崎県は北限にあたるが五島列島九十九島に僅かに自生している。