7月6日 18時52分
今回の記録的な豪雨で、九州ではこれまでに３人が死亡、１人が行方不明になっているほか、７人がけがをしました。
また、福岡県では住宅が流された現場で３人と連絡が取れなくなっています。
福岡県
福岡県内では、朝倉市杷木を流れる赤谷川の近くの住宅の敷地で男性１人が遺体で見つかり、警察が身元の確認を進めています。
また、朝倉市八坂地区では７０歳の男性が行方不明になっています。
さらに、東峰村では宝珠山川の上流付近で住宅が土砂に押し流され、３人と連絡が取れなくなっているということで、村役場などが確認を急いでいます。
このほか福岡県内では久留米市で３人が、朝倉市で１人が、それぞれ軽いけがをしました。
大分県
大分県では、日田市の小野地区で県道沿いの土砂が崩れ、現地で活動していた４３歳の消防団員の男性が巻き込まれて死亡したほか、女性２人がけがをしました。
また、日田市では、市内の君迫町を流れる田代川で男性１人が引き上げられましたが、すでに死亡していたということです。
さらに、県の災害対策本部によりますと、午後２時半現在、日田市内の６つの地区で合わせて１５人と連絡が取れないということです。
この１５人について県は、本人が自宅以外に避難して接触できないのか、大雨の被害に巻き込まれたのかは現時点ではわからないとしています。
佐賀県
佐賀県では、唐津市で大雨で段差ができた道路に軽乗用車の前輪が落ち込み、運転していた５０代の男性が軽いけがをしたということです。
