masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

“捨てられた”8500万!?

ゴミ捨て場などで見つかる多額の現金。思わぬ事件も起きています。
ことし5月に、奈良県御所市で廃棄物処分場でゴミの分別作業中に現金1000万円が見つかったと警察に通報がありました。
しかし、その後警察が調べたところ、実は見つかっていた現金は2000万円あり、1000万円分は処分場のパート従業員5人が山分けしていたことがわかったのです。
警察は、パート従業員5人を窃盗の疑いで書類送検しました。

ゴミ捨て場で見つかった現金だとしても、あくまでも持ち主が分からない遺失物。
誤って捨てられた可能性があり、とってしまうと罪に問われるのは言うまでもありません。
ゴミ捨て場などで現金が見つかるケースは各地で相次いでいて、全国のNHKの放送局がニュースに取り上げたケースだけでも、ことしこれまでに5か所で合わせて8500万円に上っています。
現金の落とし物 バブル期並みゴミ捨て場などで見つかる現金は増えているのか? 正確な統計はありませんが、警察に落とし物として届けられている現金の額は、去年、バブル期並みに達しました。
警察庁が毎年発行している警察白書に記載されている全国で届けられた拾得物の推移で、拾得物のうち「通貨」については、この10年間、増加傾向が続いています。
去年は177億円と東日本大震災津波で金庫などが流され、多額の現金が届けられた平成23年を除けば、平成3年以来の多さとなっています。