masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

益城に2万本の復興チューリップ 

益城に2万本の復興チューリップ 並んだ赤白黄、笑顔
2018/4/4 09:56 ©株式会社熊本日日新聞社
赤井地区の住民らが植えた2万本のチューリップ。国道443号沿いを鮮やかに彩る=益城町

熊本県益城町赤井地区の住民有志が国道443号沿いに植えた約2万本のチューリップが見頃を迎え、鮮やかな花のストライプが道行く人を楽しませている。
熊本地震からまもなく2年。住民らは「花と共に、前を向いてその日を迎えたい」と話す。
約40世帯が暮らす同地区は、地震で家屋や農地に大きな被害を受けた。
県内の花屋でつくる「肥後花市場・花商組合」(熊本市)などの協力で、2016年秋から球根を植えている。
今シーズンの花畑は耕作放棄地を活用して昨シーズンの3倍、約15アールに広がった。
井川寿範区長(58)は「地震を忘れまいと、毎年4月に咲くチューリップを育てている。
みんなで支え合った記憶を引き継いでいきたい」と話す。
7、8日には昨年に続き「チューリップ祭」も開かれる。
地元で採れた米やレタスなどの野菜を販売するほか、午前10時から周辺の史跡巡り(7日)、天草の水産加工品の直売(8日)もある。
事務局の城本眞澄さんTEL090(5388)9187。(立石真一)

(2018年4月4日付 熊本日日新聞朝刊掲載)