masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

新型ウイルス クルーズ船 きょうは陰性の274人が下船

2020年2月20日 19時20分新型肺炎・クルーズ船 NHK
19日から乗客の下船が始まったクルーズ船では20日も午前中からウイルス検査で陰性だった人たちが次々に船を下りました。20日、1日で274人が下船しました。

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新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」ではこれまでに乗客・乗員合わせて621人の感染が明らかになりました。
厚生労働省は船内に残っている乗客と乗員全員にウイルス検査を実施し、結果が陰性で症状が見られない人は14日間の健康観察期間が終了した19日から順次、下船してもらっています。
20日も午前中から乗客が次々に船を下り、バスに乗って横浜駅などに向かっていました。

厚生労働省によりますと19日、1日で443人が船を下り、そのおよそ9割が日本人だったということです。
船内にはまだ2000人近い乗客と乗員が残っていて、20日は274人が下船しました。
乗客の下船は21日にも終わる予定だということです。
ただし感染が確認された人と同じ部屋にいた場合は、検査結果が陰性でも感染した人が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらうことにしています。
厚生労働省は下船した人たちについて、自宅などで通常の生活を送ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしています。
一方、乗員については乗客の下船を優先したあとで、クルーズ船の運航会社と協議し、希望者を下船させるなどの対応を検討するということです。


バスで出発
 20日は午前10時半すぎから荷物を手にした人たちが船から降り始め、税関などの手続きのため、歩いてターミナルに向かっていました。
下船した乗客らが歩きながら船の乗客に手を振ると、逆に船に残る人が手をふり返して、見送る姿も見られました。

ふ頭には、市が手配したバス15台が待機していて、手続きを終えた乗客が午前11時前からバスに乗り込むと、1台ずつ、ふ頭を出て主要な駅などに向けて順次出発しています。
また、ターミナルのそばにはタクシーも並んでいて、キャリーケースなどとともに乗客が乗り込み、ふ頭を後にする様子が見られました。