豪雨被害 死者82人 行方不明4人(7月26日現在)
2020年7月26日 20時36分大雨
今回の記録的な豪雨で、熊本県を中心に82人が死亡し、4人が行方不明となっています。
熊本県
NHKが各地の放送局などを通じてまとめたところ、熊本県では65人が死亡し、2人が行方不明となっています。
このうち球磨村では特別養護老人ホーム「千寿園」で14人が死亡するなど、合わせて25人が亡くなりました。
このほか、
▽人吉市で20人
▽芦北町で11人
▽八代市で4人
▽津奈木町で3人
▽山鹿市で2人が亡くなりました。
行方が分からなくなっている人は、
▽八代市で1人
▽芦北町で1人となっています。
九州(熊本県以外)
九州ではこのほかの地域でも大きな被害が出ています。
大分県では、
▽大分市で1人
▽由布市で3人
▽日田市で1人の合わせて5人が死亡し、
▽由布市で1人が行方不明となっています。
長崎県では諫早市で崖崩れに巻き込まれた母親と女の子が死亡したほか、
対馬市で川に流されたと見られる50代の男性1人が死亡しました。
福岡県では大牟田市で2人が死亡し、鹿児島県では南さつま市で60代の新聞配達員の男性が死亡しました。
九州では合わせて76人が死亡し、3人が行方不明となっています。
九州以外
九州以外では、広島県東広島市で住宅の裏山が崩れて、この家に住む親子が死亡しました。
愛媛県では伊方町と西条市でそれぞれ1人が死亡しました。
静岡県では川根本町で作業員が倒れてきた木に当たって死亡しました。
長野県では飯田市で73歳の男性が土砂崩れに巻き込まれ、死亡しました。
富山県では立山町で70代の男性が、用水路に流されて行方不明になっています。
九州以外では6人が死亡し、1人が行方不明となっています。