熊本県内で２人死亡 新型コロナ、新たに２１人の感染確認
2021/1/26 19:33 (JST)
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熊本県は２６日、新型コロナウイルスに感染した男性２人（菊陽町１、甲佐町１）が死亡したと発表した。
県内の感染者の死亡は計５９人。県と熊本市によると、新規感染者は２０～９０代の男女２１人で、県内での感染確認は計３２６１人（うち熊本市１７４６人）となった。
死亡した菊陽町の８０代男性は、同町のデイサービスセンター「ゆるりの家・三里木」と併設の有料老人ホーム「みどり」の入所者。
１３日に入院し、２５日に亡くなった。同施設の死者は計２人。
甲佐町の９０代男性は、同町の特別養護老人ホーム「桜の丘」の入所者で、１１日に入院し、２６日に亡くなった。同施設の死者は計２人。
県内で感染者の死亡が発表されたのは７日連続で、これまで最長だった６日連続（１３～１８日）を超えた。
クラスター関連は、「桜の丘」が１人増の６４人（入所者３５、職員２９）、御船町のデイサービスセンター「城山」が１人増え１９人（利用者１７、職員２）に拡大した。
熊本市は新たに２０～６０代の男女１１人の感染を確認。
このうち東区の６０代女性は熊本市民病院の委託業務職員で、給食の食器洗浄を担当。
２３日に同居家族の感染が分かり、２５日に陽性が判明した。
入院患者らとの接触はなく、市民病院は通常診療を続ける。東区の４０代男性は自衛官。
新規感染者の居住地別の内訳は、熊本市１１、益城町３、御船町２、八代市、上天草市、合志市、嘉島町、山都町各１。
２６日午前１０時時点の入院患者は前日比２１人減の２６４人（重症２３、中等症８８、軽症１２８、無症状２５）。病床稼働率は４・８ポイント減の６０・０％、重症者用は３・４ポイント減の３９・０％。
ホテルでの宿泊療養は４人減の７５人。（高宗亮輔、久保田尚之）
