天守閣、石垣、紅葉…闇夜に浮かぶ 熊本城ライトアップ 19日から夜間開園
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ライトアップされた熊本城と特別見学通路＝熊本市中央区
１９日から始まる「秋のくまもとお城まつり 城あかり」を前に、熊本市は１５日夜、熊本城の櫓［やぐら］や石垣、城内の紅葉をライトアップする夜間開園の会場を報道陣に公開した。
１２月５日までの期間中、閉園時間を通常の午後５時から同９時に延長する。
夜間開園は熊本地震後、昨年秋から再開。特別公開エリアに設けた高さ５～７メートルの特別見学通路から数寄屋丸の崩れた石垣や二様の石垣、紅葉や天守閣が闇夜に浮かび、昼間とは違った表情を見せる。
今年３月に復旧した天守閣から夜景も楽しめる。
同城総合事務所は「照明の数を増やし、光の当て方も工夫した。陰影を楽しんでほしい」としている。
お城まつりでは、二の丸広場に竹あかりを設置し、足を踏み入れると肥後六花が咲くプロジェクションマッピングなどのアートイベントも。
旧細川刑部邸庭園の紅葉もライトアップする。午後５時点灯。
特別公開エリアの入園料は高校生以上８００円、小中学生３００円。（河内正一郎）
