天草市の冬の風物詩イルミネーション 大江天主堂一帯で点灯式
11月28日 11時50分
天草市で冬の風物詩となっているイルミネーションが始まり、２７日夜、天草町の大江天主堂一帯で点灯式が行われました。
天草市では、冬場の誘客を図ろうと、地域の住民が主体となって毎年この時期にイルミネーションを行っています。
ことしは市内７カ所が会場となり、このうち天草町大江の天草ロザリオ館前では２７日夜、飾りつけを手伝った子どもたちによる点灯式が行わました。
ふもとのロザリオ館から遊歩道を上った小高い丘の上にあるロマネスク様式の大江天主堂一帯には、昨シーズンより３万個多い２０万個のＬＥＤ電球が飾られ、合図とともに光がともると、ふだんは静かな集落が鮮やかに彩られました。
兵庫県から訪れた観光客の女性は「地元の方による手作りのライトアップを見て、心がほかほかになりました」と話していました。
大江イルミネーション実行委員会の嶋田順一委員長は「大江天主堂を仰ぎ見るようなイルミネーションは、どこにもひけを取らないと思います」と話していました。
大江地区のイルミネーションは来年１月８日まで行われ、毎日午後５時半から午後１０時まで、１２月２４日と２５日、それに３１日は、翌日の午前６時まで点灯されます。
