八代市役所前の「こいこい通」。熊本地震からの復興と街のにぎわい創出のため、通りには５年前に１２体のくまモン像が設置された。しかし…
４月に入り、１体の背中に「しね」や「バカ」という文字が書かれていることがわかった。
鋭利なもので傷つけられたとみられる。
■落書きを見た人
「悲しいですね。八代にそういう人がいるのかと思ったら悲しいです」
市民からの通報を受け管理する「ＤＭＯやつしろ」は１１日、被害届を提出。心境を語った。
■ＤＭＯやつしろ・中村和博さん
「すごく残念な気持ちと今後どういう風にしてくまモンを守っていかなければいけないか、ここ２～３日考えさせられている」
一方、像の管理については…
■ＤＭＯやつしろ・中村和博さん
「防犯カメラがいいのか看板で周知しなければいけないか協議している」
またくまモンを管理する県の担当者は。
■県くまモングループ・鳥井薫順課長
「すこし悲しい思いはあります。特に八代市は街のいたる所にくまモン像を置いていただいて、それがひとつのお客様の来られる目玉になっているのでそういった意味でも大切にしてほしいと思っています」
そしてくまモン本人は「僕の体に傷をつけられて悲しいモン。今後は大切にしてほしいモン」とコメントした。
一体いつ誰が傷つけたのか…警察は今後防犯カメラや周辺への聞き込みなど捜査を進める方針。
