masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

ラジオ文芸館 宇江佐 真理 作:五間堀の雨

今朝は0.2度と氷点下にはなりませんでしたけど寒い朝でした。
南小国・人吉で零下3.6度、阿蘇乙姫で零下4.0度でした。
熊本市内はビルが霧に煙っているように、PM2.5に覆われてます。
午前1〜6時に熊本市2カ所、益城町1カ所の測定局で暫定指針値を
上回る平均値74・2〜70・8マイクログラムを観測したため。
熊本県は、県央地域に注意喚起した。
今日のラジオ文芸館は「五間掘の雨」です。
ちょうど梅雨で雨が降り続いてる中の物語です。
この物語は「夜鳴きめし屋」の中に収容されてる部分で、連載小説
ということです。
そのあと、 深川贔屓・鰯三昧・ 秋の花・鐘が鳴る と続きます。

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「五間堀の雨」 作:宇江佐 真理

2012年9月22日放送のアンコール。
江戸本所五間堀にある居酒店「鳳来堂」。三十前の主・長五郎は、
暮六つから朝方まで店を開いている。
長五郎が調えた美味しい酒と肴、そして親譲りの心意気に惹かれて、
毎夜、様々な客が訪れる。
武士もいれば、婿養子の若旦那、幼馴染の料理屋の二代目、かつて
長五郎と恋仲だった芸者の息子まで。
もしかすると長五郎の子かもしれない。長五郎の心は揺れる。
    語り:梅津 正樹
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幕張りの音松こと、古道具屋鳳来堂の息子・長五郎が五間堀に帰って来た。
音松が亡くなると、実家に戻り古道具屋を継いだ長五郎だったが、
商売がなり行かなくなり、居酒見世へと商売替えをした。
料理上手の母親も亡くなり、長五郎は二十八歳になり、ひとり身のまま、
見世を続けている。
そして営業時間が明け方まで続く事から、いつしか「夜鳴きめし屋」と
呼ばれるようになった。
馴染み客のひとりである駒奴から、みさ吉の旦那が死んで、ひとり息子と共に
和泉屋に戻った事を聞かされた長五郎。
若かりし頃のほろ苦い思い出が蘇る。
長五郎の朋友で幸吉...五間堀味噌屋信州屋の若旦那がやって来て、
試食と言っておいしいみそを持って来る。
長五郎の朋友の友吉の店、六間堀料理茶屋かまくらの味がおいしくないと
客の間で話題になり、長五郎はおもしろくない。
遅くなり駒奴が、お酒より何か食べさせて欲しいとやってきた。
駒奴が帰る時、長五郎は外が暗いのでと提灯を貸す。
駒奴に貸した提灯を届けに、長松という7、8歳の子がやって来た。
母親は和泉屋の芸者の為、晩飯は外で食べるのだと言う。
早速その晩、長松は惣助という同じく和泉屋の芸者の子と連れ立ってやって来た。
長五郎は、長松がみさ吉の子ではないかと思うのだが…。
いきなり隠し子(?)疑惑である。長松の大人びた物言いやが実に可愛らしい。
長松と惣助は三日と開けずに鳳来堂へ通って来ていた。子たちの評判を聞いて、
六間掘芸妓屋和泉屋の芸者増川も駒奴と訪う。
どうやら二人は長五郎とみさ吉の経緯を承知しているらしい。
長五郎は、みさ吉に、惣助が自分の子であるか聞くのだが、死んだ旦那の子だと
あっさりといなされるが・・・・。