母の日を前にこちょうらんの出荷最盛期 宇城市
04月25日 16時47分
花の栽培が盛んな宇城市では、来月の母の日を前に、こちょうらんの出荷が最盛期を迎えています。
宇城市三角町の戸馳島では、８軒の花農家が数十種類の洋らんを育てています。
このうちの１軒では、広さおよそ４０アールの農業用ハウスの中で、一般的なこちょうらんの４分の１から２分の１ほどの大きさのものを栽培しています。
来月１２日の母の日を前に、通常時のおよそ１０倍にもなる注文に応えるため、１４人の従業員が連日、総出で出荷作業に取り組んでいます。
従業員たちは、赤紫や白などの小さなこちょうらんを母の日を祝うカードとともに、出荷用の化粧箱におさめていました。
ＪＡ熊本うきによりますと、母の日に向けた洋らんの出荷は来月６日ごろまで続き、全国各地へおよそ４万鉢が発送される見込みだということです。
ＪＡ熊本うき西営農センターの際田賢二さんは「ことしも色とりどりのこちょうらんが出荷されています。多くの方に手に取っていただき、感謝の気持ちを伝える機会を増やしてもらいたいです」と話していました。
