わせ品種のポンカンの出荷 宇城市
12月05日 12時26分
かんきつ類の栽培が盛んな宇城市で、わせ品種のポンカンの出荷作業が行われました。
宇城市小川町の海東地区では、５軒の農家が香りが強く、皮が薄くてむきやすいわせ品種のポンカンを栽培しています。
地元のＪＡ熊本うきの選果場で出荷作業が行われ、農家から持ち込まれたポンカンを職員らが専用の機械で４種類の大きさに選別していました。
ＪＡによりますと、ことしは、秋に気温の高い日が続いた影響で小ぶりなものが多いものの品質はよく、出荷量は去年より１０トンほど少ない、およそ２０トンを見込んでいます。
選別されたポンカンは、一度、農家が持ち帰って、表面の傷や色のムラがないか目視でチェックしたあと６日以降九州各地に向けて出荷されるということです。
ＪＡ熊本うき小川ポンカン部会の※たか岡澄子部会長は「天候の影響で量は少なくなりましたが、味自体は上々の仕上がりになっています。多くの方に地元のポンカンを味わってもらいたい」と話していました。
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