05月24日 12時28分
宇城市では、マンゴーの出荷がピークに近づき、ＪＡの選果場で担当者が検査や箱詰め作業に追われています。
宇城市三角町では４軒の農家が、アメリカ原産で、濃厚な甘みと、とろりとした食感が特徴の「アーウィン」という品種のマンゴーを育てています。
出荷は最盛期の間際となっていて、２４日も地元のＪＡの選果場には、収穫されたばかりのマンゴーが次々と持ち込まれ、出荷作業に追われていました。
担当者らは、専用の機械で重さや糖度を測ったあと、目視で表面の傷の有無をチェックして、手際よく出荷用の箱に詰めていました。
ＪＡ熊本うきによりますと、ことしは冬に気温が低い日が多かった影響でやや小ぶりとなっていますが、味や見た目ともに上々で、例年並みのおよそ４トンの出荷を見込んでいるということです。
出荷は来週から最盛期に入り、来月いっぱい続き、関東や東北を中心に発送されるほか、一部は宇城市内でも購入できるということです。
ＪＡ熊本うきのマンゴー選果担当の高浦翔平さんは「自宅用だけでなく、贈答用としても喜ばれると思います。多くの人に宇城市産のマンゴーを味わってもらいたいです」と話していました。
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