masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇中岳第一火口 4月の火山活動は低下状態で推移

05月23日 14時29分

阿蘇中岳第一火口の先月の火山活動は、火山ガスの放出量が少ない状態が続くなど活動が低下した状態で推移しています。
福岡管区気象台が発表した先月の阿蘇山の火山活動の解説によりますと、中岳第一火口の噴煙の高さは火口の縁から最大でおよそ700メートルまで上がりました。
また、火山活動が活発化すると量が減少したり濁ったりする「湯だまり」は、先月下旬に火口内のおよそ1割を占めている様子が確認されたということです。

火山ガスの1日当たりの放出量は300トンから600トンと前の月よりも少なく、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動の振幅も小さい状態が続いているということです。

気象台は、阿蘇山の火山活動は低下した状態で推移しているとして、噴火警戒レベル「1」の「活火山であることに留意」を継続し、火口付近では火山ガスに注意するとともに、危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。