masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇山 噴火警戒レベル2に 火口周辺では噴石など警戒

阿蘇山 噴火警戒レベル2に 火口周辺では噴石など警戒
01月30日 17時58分

熊本県阿蘇山で火山活動が高まっているとして、福岡管区気象台は、30日火口周辺警報を発表して、噴火警戒レベルを火口周辺への立ち入り規制を示す「2」に引き上げました。
気象台は、中岳第一火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
福岡管区気象台によりますと、熊本県阿蘇山の中岳第一火口付近では、30日午後0時ごろから、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動の振幅が大きな状態が続いているということです。
このため気象台は、火山活動が高まっているとして、午後1時30分に阿蘇山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「1」から火口周辺への立ち入り規制を示す「2」に引き上げました。
入山規制などの対象となる地域は阿蘇市と南阿蘇村で、噴火警戒レベルが「2」となるのは、去年4月以来です。



気象台が行った現地調査によりますと、30日1日あたりの火山ガスの放出量は800トンと少ない状態だったということです。
これまでのところ中岳第一火口で噴火は観測されておらず、噴煙は、白色の噴煙が午後3時までに最高300メートルまで上がったということです。
気象台は、中岳第一火口からおおむね1キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
また、風下では、火山灰だけでなく、小さな噴石が遠くまで風に流されて降るおそれもあるため注意し、火山ガスにも注意するよう呼びかけています。