masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

阿蘇山の噴火警戒レベル「3」から「2」に引き下げ

11月18日 12時11分

先月20日に火砕流を伴う噴火が発生した熊本県阿蘇山について、福岡管区気象台は、21日以降は、新たな噴火は発生しておらず、火山活動は低下しているなどとして、18日午前、噴火警戒レベルを3から2に引き下げました。

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そのうえで、中岳第一火口からおよそ1キロの範囲では、引き続き大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
阿蘇山では先月20日に中岳第一火口で噴火が発生して、噴煙が火口から3500メートルの高さまで上がったほか、火口の北側と西側で火砕流が発生し、最大で1.6キロ流れ下りました。
気象台によりますと、21日以降は新たな噴火は発生しておらず、火山性微動の振幅は今月1日以降、おおむね小さい状態が続いているということです。

このため気象台は、火口から1キロを超える範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性は低くなったとして、18日午前11時に噴火警戒レベルを、「入山規制」を示す3から「火口周辺規制」を示す2に引き下げ、警戒が必要な範囲を火口から2キロ程度から1キロ程度に縮小しました。

一方で、火山ガスの放出量は多い状態が続いていて、火口から1キロ程度の範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があることから、引き続き、火口から1キロ程度の範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。