masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

網田ネーブル〝蔵出し〟 宇土市 2カ月間低温熟成


熊本日日新聞 | 2022年02月07日 20:35

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低温熟成で甘みを引き出し、“蔵出し”される「網田ネーブル」=宇土市
熊本県宇土市網田地区の特産品「網田ネーブル」の“蔵出し”作業が始まった。
昨年末から収穫してきた果実は、約2カ月間の低温熟成を経て出荷される。
市によると、網田ネーブルは米国で一般的な品種のワシントンネーブル
明治期に国内に導入され、網田では1900年に生産が始まった。
不知火(デコポン)への転作や離農により生産農家は減少し、現在は十数軒が栽培している。
収穫後の低温熟成は甘みを引き出すため。ネーブル農家5代目の益田文彦さん(37)方の低温倉庫には、爽やかな香りを漂わせた実を敷き詰めたコンテナがずらり。
作業に精を出している益田さんは「昨秋の少雨の影響で小ぶりだが、その分、甘みが詰まっている」。
大きさ別などに選別して出荷している。
出荷は5月の大型連休ごろまで続き、宇城市の物産館「サンサンうきっ子宇城彩館」などで販売される。(池田祐介)