masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

絵本 傘どろぼう

今日もお天気が良いのですけど、とても蒸し暑いです。
今年の梅雨は雨が少ないみたいです。
関東・東北地方に持って行かれてるみたいです。
今日の落合恵子さんの絵本の時間は「傘どろぼう」でした。

 『傘どろぼう』
シビル・ウエッタシンハ:作・絵

スリランカを代表する絵本作家が、小さな村を舞台に
のびのびと描く、ユーモラスで楽しいお話です。

まだ、かさのない村から
はじめて町にでたキリ・ママおじさん。

町の人たちのさす傘をみて、
たいそう感心して、ひとつ買って帰ります。

村の人たちに自慢しようと
たのしみに帰路につくおじさんですが、
村の入り口の店でコーヒーを飲んでいる間に
かさは、なくなってしまいます。
何度かさを買って帰っても、ぜんぶぬすまれてしまいます。
何回持ち帰っても、おなじこと・・

キリ・ママおじさんは、かさどろぼうをつかまえようと、
一計を案じます。

すると・・

きっと、そうだろうなぁ・・という犯人なのに、
にんまりしてしまうのですよね。

逆に盗まれていた傘が見つかった時、おじさんは泥棒に
「盗んでくれたおかげで傘のお店ができた」
と感謝までするのです。
そして、盗んだ傘のうち一本だけは、
泥棒のために残しておいてあげるのです。
何という、懐の深さでしょう!


結局、よかったなぁ・・という、のんきな雰囲気。
やさしい人たち。

衒いのない、うきうきするような絵と
おおらかさが生みだす、とびきりのユーモアで、
独特の世界をもつスリランカの作家さんの、復刊絵本です。

ウェッタシンハ,シビル
1928年スリランカに生まれる。独学で絵を学び、17歳から地元の新聞社で働く。
主に子ども向けの記事をイラスト入りで執筆し、20歳のときに初めての絵本を出版。
その後もつぎつぎに絵本を発表。スリランカ在住。
『かさどろぼう』で第三回野間国際絵本原画コンクールの入賞