masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

薄紫のセンダン、新緑彩る 熊本市・立田山

立田山で薄紫の花を咲かせるセンダン=12日午後、熊本市北区(岩崎健示)
センダンの木を眺めますと、小学生の頃、運動場の少し隅に大きく枝を広げてたの思い出します。
夏は木陰で休めるところでした。
大きな幹に襞(ひだ)がたくさんあって、力強さを感じて好きでしたわ。


熊本市北区の立田山(標高152メートル)で、センダンの花が見ごろを迎え、新緑に薄紫色の彩りを添えています。
センダンはセンダン科の落葉高木。オウチとも呼ばれてます。
万葉集枕草子にも登場するなど古来から日本人に親しまれている。
ただ、「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざがよく知られてますけど、これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指してると言われてます。
花の一つ一つは約1センチと小さいけど、多数が穂状に集まり、遠目にもフジのような花色が分かる。
立田山憩の森にあるお祭り広場周辺には高さ10メートル前後の木が約10本あるとのこと。
雨が降った12日は花びらから垂れた滴に、辺りの緑も映り込み、一層鮮やかさを増していた。
憩の森管理センターによると、5月下旬ごろまでが見ごろという。(岩崎健示)