masami71の日記

熊本市在住の68歳の年金暮らしです

NHK「クローズアップ現代」 拡大する“官製ワーキングプア”

きょうの熊本市は一日中ほぼ曇り空で、気温は平年並みでした。
けさの最低気温は熊本市で6.3度で、最高気温は12.2度でした。
県内の最低気温、菊池で5.6度、人吉市で6.2度で、南小国で2.2度、阿蘇乙姫で3.5度でした。
さて、規制緩和や民営化によって、公共部門でも非正規化が進んでいます。
この現象を竹信三恵子さんは「官製ワーキングプア」と名づけました。
民営化や公共工事費の「引き下げ」によって、官製ワーキングプアが生み出されています。
ブラックバイトが非正規雇用の「基幹」労働化であったのに対し、
官製ワーキングプアは「基幹」労働の非正規化です。
NHKクローズアップ現代

今、保育や介護、建設現場など、公共サービスや公共工事を担う現場で、低価格の受注競争に巻き込まれ、経済的に追い詰められる労働者が増えています。
京都市内のある保育所では財政削減の一環での民間委託に伴い、保育士全員が職を失った。
このままでは働く人が食べていけなくなり、保育の質や安全が低下するのではと保護者に不安が広がっています。
背景にあるのは、自治体が推し進めるコスト削減。
それに伴い、保育士が非正規の派遣扱いです。


保育士は国家資格で合格率は、毎年10%くらいと、とても低く、かなりの難関な資格です。
そのお給料が手取り13万円になってしまったということです。
また、公共工事を担う建設現場では若い後継者が育たず、労働者の技術の継承などが難しくなっています。
国の調査によると、全国の自治体の半数近くが、違法に公共工事の予定価格を下げていたことが明らかになり、
そのしわ寄せが現場の労働者の雇用を劣化させ、さらなるワーキングプアを生み出している。
どのように労働者の生活を守り、公共サービスの質を維持していくのか。
新たな雇用政策を打ち出した自治体の模索も交えながら、対策を考える必要があります。

公務市場化の最大の問題点は、参入した企業が住民の生命・身体の安全という価値に鈍感なケースがあまりにも多いこと。
また、行政の業務は労働集約型のサービス業であることから、コスト削減は人件費削減となり、担い手は安い賃金で働く不安定雇用に置き換えられていく。
そこに、行政がワーキングプアをつくりだす仕組みがある。
市場化でゆがむ公共サービス、つくりだされる官製ワーキングプア