降り始めからの雨量が３００ミリ超え【熊本】
2024.03.26 12:00
県内では降り始めからの雨量が３００ミリを超えているところがあります。
九州付近にある前線を伴った低気圧が東に進んでいる影響で、県内は大気の状態が不安定になっています。
２３日の降り始めからの雨量は球磨郡五木村で３４１ミリとなっています。（２３日午前６時～２６日午前１０時）
今後予想される雨量は１時間に３０ミリ、２６日午前６時までの２４時間に５０ミリとなっています。
気象台ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
また県内には強風注意報が出されていて、空の便では、全日空の２便が欠航。
熊本と長崎の島原を結ぶ熊本フェリーや九商フェリーなど海の便に欠航や運航見合わせが出ています。
熊本県内のタクシー運賃値上げ 2021年8月以来
タクシー運賃が来月から上がります。九州運輸局は25日、新たな運賃を公示しました。普通車の初乗り運賃の上限はこれまでより70円高い700円に。加算運賃の上限はこれまで301メートルあたり80円でしたが、347メートルあたり100円に改定されます。タクシー運賃を巡っては去年9月以降、熊本県内139の事業者のうち135社が収入や人材確保のために九州運輸局に対し値上げを申請していました。九州運輸局は道路運送法などに基づき、値上げが適当かどうか審査を進め去年11月に値上げが必要と判断。事業者の収支状況の確認などを経て25日、新たな運賃を公示しました。熊本県内のタクシー運賃の値上げは2021年8月以来で、来月26日から適用されるということです。
2024/03/26のニュース３月としては記録的な雨に【熊本】
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｢対向電車のかげから｣熊本市電と歩行者が接触 50代女性がけが
熊本 2024.03.25 12:45
25日朝、熊本市電と歩行者が接触する事故があり、50代の女性が軽いけがをしました。
事故があったのは、熊本市西区春日にある熊本市電の二本木口と熊本駅前電停の間の交差点です。熊本市交通局によりますと、午前8時半頃、二本木口電停から熊本駅前電停に向かっていた市電と、歩行者の50代女性が接触しました。
女性は転倒し、両足の打撲などの軽いけがをして搬送されました。乗客や乗員合わせて約20人にけがはありませんでした。
当時、市電側の信号が青で、市電が熊本駅前電停に向かって二本木口電停を発車してすぐ、対向電車のかげから飛び出した女性と接触したということです。事故の影響で、熊本駅前から田崎橋電停の間で約40分運休し、約350人に影響が出たということです。
女性は転倒し、両足の打撲などの軽いけがをして搬送されました。乗客や乗員合わせて約20人にけがはありませんでした。
当時、市電側の信号が青で、市電が熊本駅前電停に向かって二本木口電停を発車してすぐ、対向電車のかげから飛び出した女性と接触したということです。事故の影響で、熊本駅前から田崎橋電停の間で約40分運休し、約350人に影響が出たということです。
３月２５日
RKK空色日記（熊本放送）
３月としては記録的な大雨となった県内🌧
あす(火)未明～朝は再び大雨に警戒！雷も注意⚡
予想雨量は、多い所で
▼１時間に40㍉ ▼24時間で150㍉（～あす夕方）
低気圧が発達するため、風も強まりそう！！
雨が降る午前中は…南西からの暖かい風
雨が止んでくる午後は…北風でひんやり。
きょう（25日）の熊本市は雨一時曇りのお天気でした。
熊本市の最低気温は平年より7度9分高くて、最高気温0度8分低くなりました。
平年値は最低気温7度2分、最高気温は17度3分です。
きょうの県下の最低気温は熊本市で15度1分、菊池で15度8分、人吉で17度3分、
水俣で18度1分、八代で15度3分となりました。
また、あさぎり町で17度8分、南小国で13度3分、阿蘇市乙姫で15度4分、益城で14度4分、南阿蘇で15度5分、牛深で17度5分でした。
最高気温は熊本市で16度5分、菊池で17度4分、人吉で19度4分、水俣で21度7分、
八代で21度0分となりました。
また、あさぎり町で19度4分、南小国で18度5分、阿蘇市乙姫で18度7分、益城で18度7分、南阿蘇で21度0分となりました。なお、牛深で20度4分でした。
ありがとう ＳＬ人吉 惜別のラストラン【熊本】
2024.03.24 17:00
ＪＲ九州の観光列車・ＳＬ人吉がラストランを迎え、多くのファンに見守られながら、その長い現役生活に幕を下ろしました。
『ハチロク』の愛称で親しまれた、ＳＬ人吉の蒸気機関車・５８６５４号機は１９２２（大正１１）年製造、現役で国内最古のＳＬです。これまで９０万人以上の観光客を乗せて走ってきました。
しかし、老朽化や部品調達が困難なことから引退が決まり、営業運行は２３日が最後となりました。
多くのファンの思いを乗せて、博多から熊本までを駆け抜けました。
【熊本駅で迎えたファン】
「これが最後なんだと思うと…自分の恩師がいなくなるようなそんな感じ」
「『嫌だよ』って雨で泣いていた（ように見えた）。なくなってほしくない」
また、２４日は２０２０年７月豪雨で被災する前まで走っていた肥薩線の八代駅に戻り、地元の人たちを前に運行終了式が開かれました。
【ＪＲ九州 古宮 洋二 社長】
「（５８６５４号機の）次のページを、人吉市で迎えていただけないかなと」
ＪＲ九州の古宮 社長は、引退後の５８６５４機を人吉市に譲渡すると明らかにしました。
【機関士】
「ＳＬのおかげで我々もこんなに笑顔になれたし元気をもらえたし、本当に感謝しかない」
１０１年の時を超えて、人々に愛された５８６５４号機は、その長い歴史に幕を下ろしました。
非常に激しい雨 ３月としては記録的な雨に【熊本】
2024.03.24 17:00
２４日の熊本県内は非常に激しい雨を観測したところもあり、３月としては記録的な雨となりました。
九州付近に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだことで、大気の状態が非常に不安定となり、天草市本渡では午前６時２５分までの１時間に５７ミリの非常に激しい雨を観測しました。
【原田 光應 カメラマン】
「国道横の歩道に濁流が流れ込んで川のようになっています」
降り始めからの雨量はほとんどの地点で１００ミリを超え、五木村では２００ミリを超えるなどこの２日間で平年の３月１カ月に降る雨の量を超えたところもありました。
【堂前 泉紀 記者】
「熊本市中央区です。崩れた土砂で電柱やフェンスはなぎ倒され、車も埋もれてしまっています」
熊本市中央区の県立美術館・分館の駐車場では法面が崩れて、土砂がフェンスを倒し、止まっていた車の所まで流れ込みました。けが人はいませんでした。
大雨の影響で、交通機関にも影響が出ました。ＪＲ九州によりますと、豊肥線の肥後大津から宮地、三角線の宇土から三角で一時、運転を見合わせ、このほかの一部区間でも遅延が発生しました。
また、熊本市東区江津の通称『東バイパス』では信号機が故障し、警察が交通整理を行っていました。
このあと、２５日にかけて、雨は小康状態となる見込みですが、２６日にかけて、総降水量がさらに増える可能性があります。最新の気象情報をご確認ください。
