masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

<広島土砂災害>救助中に死亡の政岡司令補

災害というより人災みたいな気がします。
山の麓までぎりぎりまで宅地造成されてますね。
それに、頑丈な砂防ダムのような堰が見当たらないですね。
私が山の中腹に住んでた所は、裏に堰が作られてました。
宅地造成するときは、行政に申請して許可が必要です。
私の住んでいた昔の家も、業者を通して申請をしました。
行政に問題があるようにも思います。

救助活動中に死亡した安佐北消防署の政岡則義消防司令補(53)は
正義感が強く、現場でも救出しようとした畑中和希君(3)=広島市安佐北区=を抱きかかえながら土砂に巻き込まれた。「せめてこの子だけでも」。
被災の直前、政岡さんは和希君の父親とみられる男性からそう言って託されたという。

政岡さんは勤続35年のベテランで救助経験も豊富だった。
20日は午前4時半ごろ、広島市安佐北区可部(かべ)東の現場に副隊長として入った。
近所の男性(41)によると、政岡さんが救助に向かった畑中さん方は3人家族で到着時には流されかけていた。
その後「ゴゴゴ」と土砂が流れるような音が聞こえた。
男性が「この子だけでも助けてくれ」と和希君を政岡さんに放り投げたという。
市消防局によると、政岡さんは和希君を抱きかかえた状態で近くにいる母親(42)とともに土砂に巻き込まれた。
母は救助されたが、政岡さんと和希君は死亡した。
男性の安否は分かっていない。
現場近くの主婦(68)は「白い布をかけられた消防隊員が運ばれていたので手を合わせた。とても気の毒だ」と肩を落とした。
安佐北署の湯出原宏副署長(58)は「誇りを持って職責を果たしてくれたとは思うが非常につらい」
と言葉少なだった。【杉山雄飛、瀬谷健介、畠山哲郎】