２２日朝早く、福岡県志免町で大雨で冠水した道路で見回りをしていた２１歳の警察官が川に流され、およそ２時間後に見つかりましたが死亡しました。
事件・犯罪と違って、災害に対する経験が足りなかったのでしょうか。
まだ若くしてこれからと云う所で、張り切られていたのでしょう。
親御さんのショックはいかばかりか。
２２日午前４時半ごろ、福岡県志免町田富で大雨で冠水した道路の状況を確認していた警察官から、「一緒にいた同僚の警察官がいなくなった。道路の側溝に落ちたかもしれない」と警察に連絡がありました。
側溝は、志免町を流れる宇美川につながっていて、警察と消防が川を捜索した結果、およそ２時間後に３キロほど下流で警察官が見つかり、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
死亡したのは、粕屋警察署管内の志免交番に勤務する小塩裕哉巡査（２１）で、２２日は同じ交番に勤務する２０代の警察官と２人で冠水した道路を通行止めにする必要があるか確認するため見回りに出ていたということです。
警察によりますと、当時、現場の道路は大雨の影響で３０センチほどの高さまで水につかっていて、転落したとみられる側溝には柵などは設置されていなかったということです。
側溝は幅１メートル、深さ７０センチほどで、警察は道路が冠水していたため側溝があることに気づかず転落した可能性もあるとみて当時の状況を調べています。
