天草市の国道沿いにことしもユニークな「かかし村」が出現した。
この「かかし村」は地元の「菜の花祭りに」あわせて老人会が６体のかかしを飾ったのが始まり。
その後年々数が増え続け今年は３２０体ものかかしが飾られている。
かかし村の村長を務める碓井弘幸さんは「この宮地岳町の人口が５２０人ぐらい。
かかしの人口がそれに迫ってきている」と笑う。
ことしの「かかし村」には牛深ハイヤを踊るかかしの姿も。
このほかにも、祭りの行列や昔の暮らしの様子も表現されている。
初日は多くの人でにぎわい、かかしと同じポーズをしながら写真をとる人もいた。
碓井弘幸村長は「昔の地域のぬくもりや懐かしさを味わっていただければいいなと思う」と話している。
去年はおよそ２万人が「かかし村」に見物に訪れたという。
今年は５月７日までで、期間中の日曜日と祝日には郷土料理のバザーも行われる。
[ 3/27 19:15 熊本県民テレビ]
