masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

「南関御茶屋跡」でバラ展

05月06日 11時44分
南関町の国の史跡では、赤や黄色など、色とりどりのバラの花を陶器の花瓶に生けた展示会が開かれました。

この展示会は、バラの花と陶器のコラボレーションをテーマに、南関町にある国の史跡、「豊前街道南関御茶屋跡」を運営するボランティアグループが毎年、開いています。


江戸時代の参勤交代で、藩主の休憩や宿泊に使われた御茶屋跡の居間には、地元の愛好家が育てた、およそ130種類、200本のバラの花が展示されています。
このうち、「あおい月」は、淡い緑色の花を咲かせる品種で、花びらの数が多く、花が開ききるまでに時間がかかるため、一般的なものより長い期間楽しめる品種だということです。
また、オレンジ色のバラの花は、国の伝統的工芸品に指定され地元を代表する陶器、「小代焼」に生けられていて、落ち着きのある色合いの花瓶が色鮮やかな花を引き立てています。

訪れた人たちは、座敷に座って花を眺めたり、花に顔を近づけて香りを楽しんだりしていました。
御茶屋跡のボランティアメンバーでバラを育てた唐杉純夫さんは「たくさんの人に見ていただき、ありがたいです。
それぞれのバラの花の良さを感じてほしい」と話していました。
関連ホームページ
南関御茶屋跡“伝楽人便り” http://ochaya/seesaa.net/