県内の最低賃金は今月４日の答申どおり７３７円になることが決まりました。
熊本の最低賃金は２０１４年度以来全国最低となります。
最低賃金引き上げの答申に対し県労働組合総連合会などが、異議を申し出たため改めて審議会が開かれました。
県労連などは賃金引き上げ後も、東京との差が２２１円とさらに４円開くことなどを指摘し上積みするよう求めていましたが熊本地方最低賃金審議会は「地域間格差は十分に考慮しているため再審議の必要はない」として「今月４日の答申どおり決定するのが適当」と熊本労働局長に答申しました。
この結果、県内の最低賃金は国の目安額となっている２２円が引き上げられ１０月１日から７３７円になるものの宮崎と沖縄に抜かれ全国最低となります。
