今年に入り県内は雨が少ない状態が続いている。
熊本を代表する渓谷・菊池渓谷では川の水が減って渓谷が枯れる寸前になっている。
日本名水百選にも選ばれている菊池渓谷。
熊本地震のあと閉鎖されていたが、去年から再開され、涼を求める多くの人で賑わった。
ことしになって県内は雨が少ない状態が続いている。
熊本地方気象台によると、菊池市の今月の降水量は２９日までで１１．５ミリ、１月の平年の降水量は５８．１ミリで、今月は平年のおよそ２割しか雨が降っていない。
菊池渓谷管理者小川博哉さんは「この時期だと水が少なくなるのは例年通りだが、ことしは特に少なくなっている」と話す。
上流でも水量が減っていて、魚などの生き物に影響が出ないか懸念されている。
３１日の県内は久しぶりに１日の降水量が３０ミリとまとまった雨が予想されているがその後しばらくは雨が少ない状況が続く見込み。
[ 1/30 18:45 熊本県民テレビ]
