2019年05月07日 16:52 現在
瑠璃色の羽根が鮮やかな希少なチョウ「オオルリシジミ」が、今年も阿蘇地方の草原で飛び交っています。
オオルリシジミは、シジミチョウ科の体長3センチ~4センチの蝶で、広げた羽根が鮮やかな瑠璃色をしているのが特徴です。
阿蘇地方の草原では、先月下旬ごろから飛び交いはじめ、幼虫のエサとなるクララの葉っぱなどで、のんびりと羽根を休めています。
オオルリシジミがまとまって生息しているのは、全国でも阿蘇地方だけということで、環境省の絶滅危惧種にも指定され、県の条例で捕獲や卵の採取などは禁止されています。