2020年7月29日 18:57 現在
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
県内ではきょう新たに16人の感染が判明し、初めて高校生の感染も確認されています。
新たに感染が確認されたのは、長洲町の造船会社で働く10代から60代の男女10人で、この会社で発生したクラスターは49人まで増えました。
また社員の家族にも感染が広がっています。
「本県の児童生徒熊本市を除く1例目となる新型コロナウイルス感染者が確認されました」(県教委の発表)
すでに感染が確認されていた男性社員の妻と10代の高校生の息子が感染。
児童生徒の感染が確認されたのは、県内では初めてのことです。
男子生徒は県央学区の県立学校に通っていて、現在のところ症状はなくおとといから登校もしていませんでしたが、学校はきょう全生徒を下校させ自宅待機を指示したということです。
また同じくクラスターが発生した山鹿市の介護施設でも新たに80代から90代の入所者の男女3人の感染が新たに判明しました。
この施設での感染者は、職員も含めると29人になっています。
29日はこのほか、熊本市東区に住む70代の男性1人の感染も確認され、これまでにあわせて16人の感染が分かりました。
県内の感染者数は、この10日間で101人増え、150人に達しています。