熊本 15人感染確認 延べ１７２人に
07月30日 20時14分
熊本県内では、30日も新たに１５人について新型コロナウイルスへの感染が確認され、八代市では県内では初めて小学生の感染が確認されました。
熊本県によりますと、感染が確認されたのは八代市に住む１０歳未満の小学生の男の子で、２８日に感染が確認された市内の小学校の男性教諭の授業を受けていたということです。
市の教育委員会は、31日まで休校としていた小学校を再開させずにそのまま夏休みに入ることを決め、引き続き、希望する児童などの検査を進めています。
感染者の集団「クラスター」が発生した長洲町にある造船会社「ジャパンマリンユナイテッド有明事業所」の関係者では、１０代から６０代の男性４人の感染が新たに確認され、「クラスター」の感染者は、県外を含めて５５人となりました。
会社側は、この事業所を30日から４日間、休業とする措置を決めました。
「クラスター」が発生した山鹿市にある介護老人保健施設「太陽」では、入所する９０代の男女２人の感染が確認され、クラスターの感染者は、高齢者２２人、職員９人の合わせて３１人となりました。
県内で30日感染が確認されたのは合わせて１５人で、これまでに感染が確認されたのは延べ１７２人となりました。
一方、陸上自衛隊は、災害派遣で熊本県で活動していた２０代の男性隊員が、新型コロナウイルスに感染していることが２８日確認されたと発表しました。
今回の記録的な豪雨を受け、被災地に派遣された自衛隊員の感染が確認されたのは初めて。
