05月21日 17時10分
熊本県と熊本市は２１日、新たに６９人が新型コロナウイルスに感染していることがわかったと発表しました。
感染が確認されたのは、熊本市が４３人、菊池市が７人、合志市が５人、八代市が４人、玉名市が３人、菊陽町が２人、阿蘇市、荒尾市、上天草市、山都町、益城町がそれぞれ１人となっています。
また、陸上自衛隊の健軍駐屯地でクラスターが発生し、今月１７日から２０日にかけて２０代から５０代の男性隊員５人の感染が確認されました。
熊本市民病院では、医療事務などの業務を委託されていた業者の職員の感染が確認されましたが、この職員の６人の接触者はいずれも検査で陰性が確認され、施設の消毒も完了したため診療制限は行っていません。
これで、県内で感染が確認されたのは延べ５８３４人となりました。
また、熊本市の７０代の男性が死亡し、県内の死者は９０人になりました。
県によりますと、２０日時点の県内の病床使用率は５６.８％で、前日よりも０.６ポイント上昇しています。
また、熊本市の病床使用率は９３.４％で、前日よりもおよそ２ポイント下がっていますが、依然としてひっ迫している状況です。
