2020/12/30 18:57 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
雪が降る通町筋を、厚着をして歩く人たち＝３０日午後３時４５分ごろ、熊本市中央区（池田祐介）
熊本県内は３０日、強い寒気が流入した影響で、ほぼ全域で風や雪が強まり、空や海の交通機関が乱れた。
天草エアラインは、天草－熊本、熊本－伊丹、天草－福岡の各区間で計８便を欠航。
３１日の天草－福岡間の１往復２便も運航を取りやめる。
フジドリームエアラインズは雪のため熊本－名古屋小牧間の２便を欠航した。
海上は強風のため熊本フェリーが熊本－島原間を終日欠航。
九商フェリーは熊本－島原間１２便を、有明フェリーも長洲－多比良間３６便を欠航した。
大みそかにかけて大雪のおそれ
本県の上空には数年に一度の強い寒気が流れ込み、３１日にかけて大雪に警戒が必要です。
県内の上空約１５００メートルには３１日にかけて平地での大雪の目安となるマイナス１２度以下の強い寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まる見込みです。
３１日朝６時までの２４時間に降る雪の量は多いところで山地で２０センチ平地で１０センチと予想されています。
３０日正午現在、天草市と苓北町には暴風雪警報が出されています。
天草エアラインは午前９時５５分の便から全便欠航となり鬼池港と長崎県口之津港を結ぶ島鉄フェリーも午前１０時３０分の便から全便欠航となりました。
路面の凍結による交通への影響などに警戒してください。
