masami71の日記

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御船町の70代夫婦、変異株感染の可能性 新型コロナ


御船町の70代夫婦、変異株感染の可能性 新型コロナ
熊本日日新聞 | 2021年03月30日 21:03

熊本県は30日、新型コロナウイルス変異株の感染の可能性がある事例が県内で初めて確認されたと発表した。
御船町の70代の夫婦で、大阪市から遊びに来た孫の20代女性から感染したとみられている。
確定検査のため、国立感染症研究所(東京)に夫婦の検体を送った。
県によると、孫は今月23~25日に祖父母宅に滞在。大阪市に帰った後、26日に発熱し、PCR検査で陽性と分かった。既存株と変異株のどちらかは、検査されていないため分かっていない。

大阪市から連絡を受けた県が29日、県保健環境科学研究所(宇土市)で祖父母を検査した結果、2人とも陽性と判明。
研究所が検査を進めたところ、祖母は変異株の感染の可能性が高かった。
祖父は遺伝子量が不足し、判定できなかった。
祖父母は自宅で過ごすことが多いことから、県は「孫から感染した可能性が高い」と判断した。
祖父母は無症状。孫が滞在中、祖父母以外に接触したのは親類2人だけで、いずれも陰性を確認した。
県は「変異株の感染の広がりはない」とみている。
夫婦が感染した可能性のある変異株の型は、英国、南アフリカ、ブラジルの3型など。
東京に送った検体は、遺伝子解析を進め、1~2週間ほどで型が判明する見通し。(潮崎知博)