06月23日 17時13分
上天草市の湯島では、１２歳以上の住民を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が行われました。
上天草市では、今月１２日から６５歳以上の住民を対象に新型コロナウイルスワクチンの集団接種を始めています。
このうち、人口およそ２８０人の上天草市の離島、湯島では、島内に診療所が１つしかなく、夏休みの時期に観光客が増えることもあり、２３日、１２歳以上の住民を対象にした１回目の集団接種を行いました。
接種会場は島の公民館で、２３日は１８７人の住民が指定された時間ごとにワクチンの接種を受けました。
中学１年生の娘と一緒に接種に訪れた４０代の女性は「島ということで、ひとりひとり責任があると思い、接種を受けました。普通の予防接種と変わらない感じで、ひと安心しました」と話していました。
湯島での２回目の集団接種は、来月１４日に予定されています。
上天草市健康づくり推進課の大野公二朗課長補佐は「住民の協力もあり、スムーズに進みました。
２回目の接種まで無事に終わるのを願っています」と話していました。
