masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

熱海 土砂崩れ-1

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土石流 その時現地で何が? “盛り土”に潜むリスク

静岡県熱海市伊豆山で今月3日に発生した土石流。大量の土砂を含んで勢いを増した水がすさまじい勢いで斜面を下り、建物や車を飲み込みました。
「窓から外を見たらバキバキと音を立てて木が折れて近くまで押し寄せてきていた」
当時の状況が住民たちの証言から次第にわかってきました。そして現地の様子などを分析した専門家などは今回崩れた“盛り土の”リスクを指摘しています。

最初の土石流から15分ほどあと

土石流が発生した熱海市伊豆山の逢初川近くで、自宅から消防に救助された男性が当時の状況を語りました。
大久保衛さん
「木がガサガサとゆれるような音が聞こえ、10分ほどするといきなりダーっと土砂が流れてきた」
「最初の土石流から15分ほどあとに、さらに勢いを増した土石流が再び押し寄せた。自宅の裏にある崖の上から消防の人にハシゴを下ろしてもらい、近くにいた10人ほどで10メートルほど登って避難した。そのあとさらにもう一度土石流が来て生きた心地がしなかった」

バキバキと音を立てて…

逢初川の上流に位置する集落の上の方に住み、現在、避難所に避難している30代の男性。土石流の発生当初は自宅にいました。
「午前10時27分ごろに地震のような揺れを感じるとまもなく停電した。続いて、ゴーという音がしたほか、窓から外を見たらバキバキと音を立てて木が折れて近くまで押し寄せてきていた。土砂が崩れているのも見たが、水分をあまり含んでいない土砂に見えた」
「10時40分ごろ、外に出て周りの様子を確認すると、それまでよりも水を含んだ土砂が地面を流れていた。流れの速さは遅くなったり、速くなったりして、流れる土砂の幅も広くなったり狭くなったりしていた。あたりには土のにおいが立ちこめていた」