11月04日 11時48分
県内有数の紅葉の名所、八代市泉町の五家荘一帯では、カエデなどの葉が色づいていて訪れる人たちの目を楽しませています。
五家荘は平安時代に、源氏との合戦で敗れた平家の落人が移り住んだと言い伝えられている、山深い地域で、紅葉の名所として知られています。
昼と夜の寒暖差が大きくなった先月下旬からカエデやブナなどの葉が急速に赤く色づいてきています。
葉木地区の峡谷に架かる、全長およそ１２０メートルの「梅の木轟公園吊り橋」の周辺はちょうど見頃を迎え、３日は朝から多くの観光客が目の前に広がる紅葉をじっくり眺めたり、写真を撮ったりしていました。
八代市役所泉支所によりますと、紅葉の見頃は今月中旬まで続きそうだということです。
父親と訪れた宇城市の小学５年生の女子児童は「景色がとても色とりどりで、きれいで感動しました。」と話していました。
また、夫と一緒に訪れた、山鹿市の６０代の女性は「とてもすばらしい紅葉で、この絶景を周りの人たちにも見せてあげたいです」と話していました。
