熊本城天守閣に感謝 おもてなし武将隊ら、すす払い 門松も設置
熊本日日新聞 | 2022年12月29日 12:00
熊本城天守閣の軒下のすすを払うおもてなし武将隊のメンバーら＝熊本市中央区
年末恒例となる熊本城（熊本市）のすす払いが29日あり、おもてなし武将隊のメンバー9人と同城総合事務所の職員らが、天守閣に感謝の気持ちを込めながら、1年間の汚れを落とした。
武将隊の加藤清正による「いざ始めー！！」の掛け声で、同隊メンバーらが先端に葉を残した約7メートルの竹を使って、天守閣の軒下部分の掃除をスタート。
終了後、天守閣前に葉ボタンや松で飾り付けた高さ2メートル40センチの門松を設置し、新年に備えた。
同隊の加藤清正は「これで、すがすがしい新年を迎えることができるでござる。来年の干支［えと］『卯［う］』にちなんで、熊本城の復興も飛躍の年になることを祈っておる」とげきを飛ばした。
熊本城は30日以降も開園。元日は無料開放し、午前9時から二の丸広場で素焼きの盃「かわらけ」2023枚を無料配布する。（小田喜一）
