masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

漱石が暮らした住まい 復旧終えて再び公開【熊本】

文豪・夏目漱石が熊本時代に暮らしていた住まい「内坪井旧居」が約7年ぶりに復活した。
熊本地震で被災した建物は修復され、漱石が使っていた当時の書斎や直筆原稿などが一般公開されている。
9日に再開を迎えた夏目漱石の内坪井旧居。第五高等学校の教師時代、1年8か月暮らしていた場所で、漱石の住まいで唯一、当時の場所に残っている貴重な文化財だ。
しかし、2016年の熊本地震で壁が剥がれ、柱が傾くなどの被害を受け休館に。
復旧工事は2022年に完了し、漱石の誕生日である2月9日、約7年ぶりに一般公開が再開された。

■KKT増村紀行記者
「こちらには夏目漱石が住んでいた書斎がそのまま残っています。そのため、当時の空間を体感することができます」
庭先には実際に使われていた当時の井戸もそのままに。建物の中には、発行から4番目に印刷された漱石の千円札や小説「道草」の直筆原稿などが展示されている。
■来場者
「歴史ある建物があるので、これを機に自分の身のまわりや歴史のあるものについて知っていけたらいいなと改めて感じました」
夏目漱石内坪井旧居・吉留徹館長
「地元の方や漱石を愛する方が長く待ち望んだことと思う。どういう空間で生活されていたか、実際に体験いただければありがたい」
一般公開は午前9時半から午後4時半までで、当面は入場無料という。