05月29日 16時55分
熊本県を含む九州北部は前線や湿った空気の影響でこの先1週間も曇りや雨となる日が多くなる見込みで、気象台は29日昼前、「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
29日の県内は、梅雨前線や湿った空気の影響で、おおむね曇りで雨が降っているところもあります。
梅雨前線は次第に南下し、この先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みで福岡管区気象台は29日午前11時に「熊本県を含む九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
九州北部の梅雨入りは平年より6日、去年より13日早くなっています。
気象台によりますと、30日の県内は、前線や暖かく湿った空気の影響でおおむね雨で、熊本地方と阿蘇地方では朝から夕方にかけて雷を伴って激しく降るところもあるということです。
気象台は県内では年間降水量のうち、来月から7月にかけてがおよそ4割を占めていて、ことしの梅雨も早い段階から備えを進めてほしいと話しています。
熊本のニュース
梅雨入りの29日アジサイも開花 平年より3日早い
気象台が観測している花はサクラ・ウメのほかにもう一つアジサイがあります。熊本県を含む九州北部地方の梅雨入りが発表された29日アジサイの開花も確認されました。熊本市西区の合同庁舎の敷地に植えられているアジサイ。「この白い部分、これが真花というものなのです