熊本県内で今年初の37度超え 原因の一つは南から接近中の台風6号【熊本】
2023.08.01 18:45
県内で今年初の37度超え。その場所は玉名市岱明です。今日も県内は、沿岸部を中心に気温が上がり、岱明では今年県内で最も高い37.4度を観測しました。原因の一つは南から接近中の台風6号です。
【前田 美沙希 記者リポート】
「玉名市岱明町に来ています。強い日差しと地面からの照り返しで立っているだけでも汗をかいてきます」
今日、県内で最も気温が高かったのは玉名市岱明で37.4度。今年県内で初めての37度超えです。
また、上益城郡甲佐町でも今年最高の36.8度を記録。夏休み中の子どもたちは道端でアイスを食べるなどして暑さをしのいでいました。
このほか、県内では4つの地点で36度を超え、体にこたえる暑さとなりました。
気温が上がった原因の一つは南から接近中の台風6号です。
台風の外側を回る東寄りの風が宮崎で雨を降らせたあと山を越えて熊本に流れ込み「フェーン現象」が発生しました。
県内は、週末にかけてもこのような状況が続く見込みで、昼夜を問わず熱中症には警戒が必要です。
その大型で非常に強い台風6号は依然として動きが遅くあさってさらに速度を落とし、5日土曜日に進路を北東に変え九州に接近すると予想されています。
引き続き台風の動きにはご注意ください。