2023/11/14
阿蘇はストーブ登場 熊本城の大イチョウの紅葉は
冷え込みが強まった14日朝、阿蘇市やあさぎり町で最低気温が氷点下となり、熊本県内でも今シーズン初めての冬日となりました。
14日の朝、阿蘇地域には幻想的な光景が。阿蘇市の最低気温は今シーズン初の冬日となる-2.4℃。ぐっと冷え込んだことで雲海が発生したということです。
(大観峰を訪れた人)
「最高です。この雲海見たことないです。凍っていましたね 車がなかなか出発できなかったです」
上空の強い寒気や放射冷却の影響で冷え込んだ県内。草木には霜が降り、牛の息も白くなりました。阿蘇市の飲食店では…
「石油ストーブというのは必需品になりますね」
冬の厳しい寒さを前に今シーズン初めて石油ストーブを出しました。
「阿蘇は冬場は寒いのであたたかい空間づくりをしていきたいと思います」
一方、あさぎり町では平年より8℃も低い-2℃を観測しました。県内では14日朝、6つの観測地点で氷点下となった他、菊池市で0.3℃、熊本市で3.5℃など全ての観測地点で今シーズン最も寒い朝となりました。15日以降は上空の寒気が抜けていくため、寒さは和らぐ見通しだということです。
この冷え込みにより、各地で紅葉が進んでいます。こちらは、差し込む光がハート型に見えることから、「恋人の聖地」として有名な
美里町の二俣橋。橋の両脇に佇むイチョウは
鮮やかな黄色に色づき、連日多くの人が写真に収めようと訪れています。今週いっぱいが見頃となりそうです。
一方、熊本城。天守閣そばの大イチョウも気温の低下とともに、先週から徐々に色づき始めています。
(鹿児島から来た大学生)
「天守閣と比べてもイチョウ見劣りしないぐらいでっかいなと思います」
「紅葉が進んだらもっときれいそうだなと思います」
(京都から来た家族)
「最初にここ来た時にすごいきれいと思って写真を撮りました」