masami71の日記

熊本市在住の72歳の年金暮らしです

カスミソウの収穫と出荷盛ん 40軒がハウス栽培 菊池地域

カスミソウの収穫と出荷盛ん 40軒がハウス栽培 菊池地域
11月15日 13時21分

全国有数のカスミソウの産地である熊本県北部の菊池地域では、カスミソウの収穫と出荷が盛んに行われています。

菊池市合志市など県北部の菊池地域では、40軒の農家が、あわせて15ヘクタールの広さでカスミソウをハウス栽培しています。

カスミソウの花言葉は「感謝」で、11月22日が語呂合わせで「いい夫婦の日」になることから、その日を前に贈答用の花の収穫と出荷が盛んに行われています。

このうち菊池市長田の岩下哲也さんのハウスでは、岩下さんが早朝から花の収穫作業を進め、1本1本、花の咲き具合を確かめながら、はさみを使ってカスミソウを摘み取っていました。

JA菊池によりますと、今シーズンのカスミソウは、8月から先月にかけての暑さや日照量が多かった影響で花の成長が早く、9月の出荷が始まった当初はやや丈が短かったものの、大ぶりな花で品質のいいカスミソウに仕上がっているということです。

岩下さんは「水をあげてあたたかく見守ったおかげで、どうにか大きく育ちました。カスミソウを家庭に飾ると和やかになるので、多くの人に手に取ってほしいです」と話していました。

菊池地域のカスミソウの収穫は来年6月まで続き、今シーズンは、関東や九州の市場に向けて325万本の出荷が見込まれています。