天草地方 冷え込みで「浮島現象」
25日朝は熊本県内各地で冷え込み天草地方では、沖合の島々が浮いたように見える浮島現象が見られました。
天草市の倉岳町から鹿児島県の長島方面をみると20キロほど離れた沖合の小さな島や岬が浮かび上がったように見えていました。
島が浮いているように見えるため浮島現象と言われます。
浮島現象は蜃気楼の一種で、暖かい海面付近の空気とその上の冷やされた空気との温度差が大きいときに見える現象です。
25日朝の熊本県内は上空の寒気と放射冷却の影響で冷え込み、最低気温は阿蘇市乙姫で氷点下3.3℃まで下がり熊本市で2.2℃、天草市でも4.3℃と各地で12月下旬並みの冷え込みとなりました。
