熊本市で今季初の氷点下 初霜と初氷を観測 18日は平地・山地ともに大雪の恐れ【熊本】
2023.12.18 19:00
これまでの、師走とは思えないような暖かさから一転。一気に、凍えるような真冬の寒さがやってきました。熊本市では18日、今シーズン初めての『冬日』となる初霜と初氷を観測。県内は19日、平地でも大雪の恐れがあり注意が必要です。
【散歩中の人】
「からだの芯から寒いという感じ。もうとっくに冬なんだけど本格的に寒くなってきた。うちの犬も寒がっている」
九州の上空1500メートル付近にマイナス9度前後の強い寒気が流れ込んだ影響で、18日朝の県内はほとんどの所で『真冬並み』の今シーズン一番の寒さとなりました。
熊本市では氷点下1.3度まで下がり、今シーズン初めて『冬日』を記録。気象台から初霜と初氷の観測が発表されました。初霜は平年より23日遅く、初氷は平年より16日遅い観測です。
また、阿蘇市乙姫では氷点下6度を記録し、九州にある観測地点の中で、今シーズンの最低気温を更新しました。
気象台によりますと、18日は九州の南海上を通過する低気圧の影響などで県内では平地、山地ともに大雪となる恐れがあります。
山地では18日明け方から夕方にかけて、球磨地方の平地では18日昼前にかけて雪が降る見込みで、18日正午までの24時間に多い所で山地で8センチ、平地で3センチと予想されています。
降雪や路面凍結による交通障害、農作物の管理、電線や樹木への着雪に注意が必要です。